『GALAXY J SC-02F』のバッテリーを検証・レビュー!

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今回は、『GALAXY J SC-02F』のバッテリーに関して、検証・レビューしてみたいと思います。

『SC-02F』は、2013-2014冬春モデルの5インチサイズの端末の中で、バッテリー搭載量が「2600mAh」と、少ない端末になります。バッテリーの搭載量が少ない分、電池持ちが短くなるのは当たり前ですが、実際にどれくらい持つのか検証してみたいと思います。

電池持ちを検証してみた!

流石に電池持ちは「2013-2014冬春モデル」の端末なので2,3年前の端末と比べたら、格段によくなっています。また「2013夏モデル」よりも更に電池持ちは改善されていると思います。ゲームなど、高負荷&バッテリー消費が激しい事をしなければ、1日以上は確実に持つレベルになりました。

全ての検証で使用しているSIMカードは、MVNO(格安SIM)のSIMカードになります。今回は、『BIGLOBE LTE・3G』SMSなし・データ通信専用のSIMカードを使用して検証しています。

スリープ時のバッテリーの消耗

端末がスリープ状態(待機状態)の電池持ちは、下の画像の通り。

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スリープ時には、1日で「約25%」のバッテリー消費です。1時間で「約1%」のバッテリー消費になります。

フル稼働時のバッテリーの消耗

Web閲覧、ベージスクロール、ゲーム動画を再生している状態(AnTuTu Testerを実行)でバッテリー消費は、下の画像の通り。

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23:10〜00:50で約75%のバッテリー消費。凄まじい消費量。

1分間で「約0.75%」、1時間で「約45%」のバッテリー消費となります。

『SC-02F』の電池の減りが早いと言われているのは、使用していると時のバッテリー消費が多いからかもしれませんね。

AnTuTu Testerでバッテリーテスト

AnTuTu Testerでの結果は、非常に悪い結果になりました。

sc02f_antutu_tester

スコアは3310とかなり低い。

見ての通り、最悪の結果です。Nexus 5よりも大きく下回っています。Nexus 5も電池持ちが悪いと評判ですが、それよりも悪い結果とは…。

ただし、『SC-02F』を使用していると、このような大差が出るような電池持ちではありません。減りは早いと思いますが、2014夏モデルよりは電池持ちが良いイメージです。

GFX Benchmarkでバッテリーテスト

GFX Benchmarkはベンチマークを計測するアプリですが、バッテリーテストもあります。同じアニメーション(ゲームシーン)を30回実行して、デバイスのバッテリー寿命とゲームシーンでのFPSの安定性が測定できます。

バッテリー寿命は下の画像の結果に ↓

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(端末を稼働している時の)バッテリーの寿命は、241分の結果に。意外と持つ?

同じようなスコアの電池持ちは、GALAXY Tab 2などがありますが、他は聞いたいことない端末ばかりですね…思ったよりもいいスコア結果なのでちょっとびっくりしたのですが、下記のバッテリーグラフを見てください ↓

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途中で性能スコア(fps)がガクッと落ちています。一定の稼働率(性能スコア)で、バッテリー寿命が計測できていません。スコアが落ちるので、正確なバッテリー寿命が計測できていないと思います。

fpsを落とした状態でのバッテリー消費を測ったとすれば、バッテリー寿命が伸びることは当たり前ですよね。なので、この結果は、正常に計測できていない可能性があります。

下の画像は、バッテリーテストを行った際の性能結果 ↓

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16.4fpsと非常に遅い。

何度か計測してみましたが、性能スコアが途中で下がってしまいます。理由は分からず…そうなるように端末が制御しているのかもしれません。『GALAXY J SC-02F』のGFX Benchmarkを使ったバッテリーテストは、計測が正確じゃない可能性があるので、それほど重要視しないようにして下さい。

セルスタンバイ問題でのバッテリー消費

セルスタンバイ問題でのバッテリー消費は、問題ない状態です。
詳しくはこちら ↓
『GALAXY J SC-02F』のセルスタンバイ問題について

電池持ちのまとめ

基本的に電池持ちは、あまり良いとは言えないようです。確かにすぐに減りが早いと感じます。省電力対策などバッテリー消費が抑えられるように、工夫するのが良さそうです。

2013-2014冬春モデルで比べた場合、わたしが使用してる限りこの端末が一番減りが早い気がします。電池持ち対策は、他の端末の方が優秀なイメージですね。

バッテリーは取り外し可能

バッテリー消費は、他の端末より早いですが、『SC-02F』のメリットとして、バッテリーの取り外しができます。

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別売りのバッテリーを1個買っておくと、電池切れ時も取り替えればよいだけなので、非常に助かりますね。
個人的には、バッテリーが取り外しできる方が、何かと便利だと思っています。なので、バッテリー減りが早いことよりも、取り外し可能の方がメリットとして大きいと感じています。

まとめ

2013-2014冬春モデルで他の端末と比較した場合、『SC-02F』はバッテリーが切れるのは早い!しかし、バッテリーの取り外しできるのがメリット。

バッテリー切れが早いのは、搭載バッテリーが少ない2600mAhという理由と、端末を稼働させている時のバッテリー消費の多さが関係していそうですね。体感的にも減りが早いと感じました。

最近の端末は、電池持ちがかなり優秀です。そんな中GALAXYシリーズは「電池の減りが早い端末」と言われています。確かに、他社メーカー端末より「早い」と感じる内容となりました。

ただし、電池持ちが悪いのと引き換えに、バッテリーの取り外しが可能です。2013-2014冬春モデルで、バッテリーの取り外しができるのは、『GALAXY J SC-02F』と『GALAXY NOTE 3 SC-01F』だけです。GALAXYシリーズだけってことです。電池持ちが悪くなった場合にも、自分ですぐに電池交換ができるし(他の端末は修理扱いで、バッテリー交換に何日か預けなければならない)、費用も電池パック(型番:SC11)の3000円(税別)だけです。

電池持ちが悪いと言っても、ゲームなどの高負荷なことをしなければ1日は持つので、バッテリーの取り外しができる方が個人的には魅力的です。皆さんはいかがでしょうか?

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