au系MVNO VoLTE SIMで使うための、au端末「SIMロック解除」について。白ロム購入でもSIMロック解除は可能?

au-simlock_1

au系MVNOが、VoLTE対応SIMの発行を(2015年11月から)開始したため、au系MVNOでもau VoLTE対応端末が使えるようになりました。しかし、au系MVNOで利用できるVoLTE対応端末は「SIMロック解除」ができるものだけとなっており、全てのVoLTE対応機種が対象になっているわけではありません。

今回は、VoLTE対応端末の中でもSIMロック解除可能な「2015年5月以降に発売されたau端末」と「VoLTE SIMに対応したau系MVNO」の関係を詳しく解説してみたいと思います。

また、「白ロムで購入した2015年5月以降の機種はSIMロック解除できるのかどうか?」も詳しく解説したいと思います。

2015年5月以降に発売されたau端末を、au系MVNOで使うには「SIMロック解除」が必須!

au_sim-unlock_201505

au系MVNOであるUQ mobileとmineoが2015年11月からVoLTE対応SIMを扱い始めたことにより、au系MVNOでVoLTE対応端末が使えるようになりました。

しかし、全てのau端末が使えるわけではありません。2015年5月以降に発売された、SIMロック解除できる端末しか使用することができません。

2015年4月以前に発売されたau VoLTE対応端末の場合、SIMロック解除ができないため使用不可となります。例えば、LGV31やSHV31などの機種です。

しかし例外もあり、2015年4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」についても、SIMロック解除の対象となっています。

一旦、ここでまとめてみましょう。

  • au系MVNOでVoLTE対応端末を使う場合、2015年5月以降に発売された機種をSIMロック解除する必要がある。
  • 2015年4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」は、SIMロック解除の対象となっているので、au系MVNOで使うことが出来る

ここで、2015年5月以降に発売されたau端末をau系MVNOで使うのに、「なぜSIMロック解除しないと使えないのか?」と疑問に思った方も多いではないでしょうか?

au系MVNOのSIMは2種類あり、「Volte対応SIM(通話はLTE)」と「VoLTE非対応SIM(通話は3G)」があります。

VoLTE非対応SIM(440-50のSIM)の場合は、それに対応した端末(VoLTE非対応端末)を使う必要がありますが、SIMロック解除の必要はありませんでした。

au_sim-unlock_1

iPhone 5sやFJL22、SHL22などのVoLTE非対応端末の場合、SIMロック解除しなくてもau系MVNOが使える。

VoLTEに“非”対応端末ではSIMロック解除する必要がないのに、VoLTE対応端末の場合にはSIMロック解除が必要と、一般人にとってはいい迷惑でしかありませんね。

この理由は、VoLTE専用SIMは、auで使用しているVoLTE SIMと異なり、au系MVNO専用のVoLTE SIMのため、SIMロック解除が必要とのこと。

ということで、とりあえず、au系MVNOのVoLTE対応SIMを使う時は、2015年5月以降に発売されたSIMロック解除可能な機種をSIMロック解除して使う必要があることが分かったと思います。

ただ、SIMロック解除が必要なことは分かっても、端末を中古ショップやネットオークションなどで、「白ロム」で調達した場合、SIMロック解除ができるのかどうかというのが気になるところではないでしょうか。

白ロムとして購入したau VoLTE対応端末のSIMロック解除は、au契約の本人以外でも可能!

多くの方が疑問と思っているのは、「2015年5月以降に発売された機種でも、auと契約した本人以外はSIMロック解除ができないのでは?」という点ではないでしょうか。

例えば、ネットオークションや中古ショップで「白ロム」として端末を購入した場合です。大抵の中古ショップなどでは、2015年5月以降に発売された機種を扱っていても「SIMロック解除がしていない状態」で販売されています。

今まで解説してきたように、SIMロック状態の白ロム(au VoLTE端末)を購入しても、もちろんau系MVNOでは使えません。

au_sim-unlock_galaxy-s6-edge_1

中古ショップで買ってきた白ロムのgalaxy s6 edge(SIMロック状態)。
UQ mobileのVoLTE SIMを入れてみたが、もちろん認識せず、「無効なSIMカードです」と表示された。

もし、au系MVNOで使うために、2015年5月以降に発売された機種を白ロムとして購入しても、SIMロック解除できなければ、意味がありませんよね。

なので、「白ロムで購入する場合は、SIMロック解除されているものだけを購入する必要がある」と思われがちですが、実際には、そんなことはありません。何故なら、au端末のSIMロック解除の条件として、

au端末と紐付いている契約者本人以外でも、SIMロック解除が可能となっているためです。

白ロム(au端末と紐付いている契約者本人以外)の場合は、auショップに持っていくことでSIMロック解除が可能です。

ということで、中古ショップやオークションで白ロムとして2015年5月以降の機種を手に入れた場合、(SIMロック解除の条件を満たしていれば)問題なくSIMロック解除でき、au系MVNOで利用できるということになります。

白ロムのSIMロック解除手数料は3,000円

白ロムとして購入した場合 (auと契約を結んだ本人以外) は、SIMロック解除の手数料として、3,000円 (税別) が必要となります。また、SIMロック解除の受け付けは「auショップのみ」となります。この点、留意しておきましょう。

【補足】
auと契約した本人が、Web上 (auお客様サポートサイト) でSIMロック解除をする場合は手数料が無料。auと契約した本人であっても店頭の場合は3,000円 (税別) 必要となります。

au VoLTE対応機種のSIMロック解除が可能な条件は?

auショップに持っていけば、誰でもSIMロック解除が可能なのは分かりましたが、端末が「一定の条件」を満たしていないとSIMロック解除はできません。では、この条件を見ていきましょう。

SIMロック解除する際の条件は下記の通り。

  • 2015年5月以降に発売された端末とGalaxy S6 edge SCV31
  • ネットワーク利用制限で「×」判定ではないこと
  • 契約者本人が契約してから180日以上経過していること

2015年5月発売以降の端末

一度お伝えしているので、おさらいとなりますが、auのVoLTE対応端末をSIMロック解除するには、2015年5月以降に発売された端末である必要があります。

また例外として、2015年4月に発売されているGalaxy S6 edge SCV31はSIMロック解除の対象となります。

これ以外のVoLTE対応端末では、SIMロック解除はできません。よって、au系MVNOで使用することができません。

ネットワーク利用制限で「×」判定ではないこと

auのネットワーク利用制限が「×」の場合、LTE網が使えない状態となりますが、SIMロック解除もできない状態になってしまいます(LTEが使えない状態でVoLTE端末をSIMロック解除しても使い道もないですよね…)。

auの利用制限の確認は、下記のサイトで「IMEI (携帯電話機の固有番号/製造番号)」を入力して調べることができます。

「×」判定のものは、ネットワークの利用制限中となります。

au-cs0_20151019_4

「ネットワーク利用制限携帯電話機照会」は、ネットワークに関して利用可能か (赤ロムではないか) を調べるためのサイトで、SIMロック解除できないかどうかは一切記載がありませんね。このように、ネットワーク利用制限携帯電話機照会で「×」判定であれば、SIMロック解除も出来ないことを覚えておいてもよいのですが、他にも確認する方法があります。

他の確認方法は、「SIMロック解除の可否判定」サイトで確認することです。名称通り、SIMロック解除ができるかどうかを調べるためのサイトになります ↓

「SIMロック解除の可否判定」サイトでネットワーク利用制限が「×」判定のものを確認してみると、「SIMロック解除ができない端末です」と記載されています。

au-cs0_20151019_2

このように、ネットワーク利用制限が「×」判定のものは、問答無用でSIMロック解除ができません。

「◯」や「△」判定のものはどうか気になるところですよね。auと契約してから180日以上経過していることと合わせて紹介したいと思います。

auと契約してから180日以上経過していること

端末をauと契約を結んだ日より180日以上経過していない場合は、SIMロック解除ができません。

白ロムとして対象端末を購入した場合、いつauと契約したものなかか分からない状況の方がほとんどだと思います。保証書に日付記載の保証印があるか、オークションなどで購入した場合には、契約者本人に「いつ契約したか?」などを尋ねるぐらいしか確認する方法はないでしょう。

しかし、先ほど紹介した「SIMロック解除の可否判定」サイトで、180日以上経っているのか調べることができます。

先ほど解説したように、ネットワーク利用制限が「×」判定のものは、問答無用で「SIMロック解除できない」趣旨が表示されました。この場合、180日以上経過しているかどうかは、SIMロック解除の可否判定サイトでも調べることはできません。

ではその他の、ネットワーク利用制限が「◯」「△」の端末の場合、どのように表示されるのか確認してみましょう ↓

au-cs0_20151019_3

ネットワーク利用制限が「△」判定の端末のSIMロック解除を調べた結果

「SIMロック解除はまだお手続きできません」と表示され、いつ以降に再手続きすればよいか「日付の記載」があり、まだ180日以上経っていない事がわかります。

今回の場合は「2016/03/31」と記載されているので、この端末がauと契約を交わしたのが「2015年9月31日」ということになります。

なので、2016年3月31日までに「×」判定にならなければ(△判定の白ロムは途中で×判定になるリスクあり)、無事SIMロック解除することが可能ということになります。

auのVoLTE対応の白ロムを購入する際には、「いつSIMロック解除できるか」ということを考えて、どれを購入するか検討するのがベストですね。

余談: auの白ロムを購入する時は、◯判定のものだけにしたほうが安全

少し余談となりますが、ネットワーク利用制限のサイトで判定が「△」の場合は、代金債務の不履行等により利用制限となる可能があるので、白ロムを購入する時は「◯」判定のものを購入するようにしましょう。もし△判定の端末で欲しい物があった場合、一括で支払いが済んでいるか確認してから購入する方が安全です。確認ができない場合、購入を控えるのがベストです。

ドコモの白ロムの場合、購入して途中で×判定 (赤ロム) になってしまっても、ドコモショップに持って行き、事情を説明すると利用制限を解除して貰える場合があります。しかし、auの場合は解除してくれる事例などを聞いたことがありません。au端末の場合は赤ロムになってしまうと完全にアウト状態で、ドコモの白ロム購入よりもリスクが高いと個人的には感じています。なので、au端末を白ロムとして購入する場合には、◯判定のものを購入することを強く薦めます。

まとめ

(au系MVNOのVoLTE対応SIMを使うために) SIMロック解除することを前提で、auの白ロムを購入する際には下記のことに気をつけましょう。

  • VoLTE対応端末でも発売日によってSIMロック解除ができないものがあること。2015年5月以降に発売された端末か、Galaxy S6 edge SCV31がSIMロック解除対象端末。
  • ネットワーク利用制限で「×」判定のものはSIMロック解除できず。
  • 白ロムを購入しても、auと契約してから180日以上経っていないとSIMロック解除できない。
  • 白ロムのSIMロック解除手数料は3,000円、店頭でのみ解除可能。

180日以上経過しないとSIMロック解除ができず、すぐに使えないので、白ロムを購入する際には「SIMロック解除の可否判定」で確認してみることをオススメします。確認するには、IMEI (携帯電話機の固有番号/製造番号) が必要です。

白ロム業者や販売サイトでは「IMEI」を記載しているところもあります。記載してあれば、“いつぐらいにSIMロック解除できるか” が「SIMロック解除の可否判定」サイトで容易に確認できるので、非常に便利です。もし、IMEIを記載していないところから白ロムを購入しようとしている場合、一度問い合わせをして、IMEIを教えてもらうとよいでしょう。

また、端末側が一定の条件を満たしており、SIMロック解除が可能な場合、auショップにて手数料3,000円 (税別) で、SIMロック解除が可能です。

SIMロック解除することによって、au系MVNOでVoLTE対応端末が使用可能となります。最新のau端末が使えるようになり、au系MVNOで使える端末の幅が広がりますね!

au系MVNOを検討している方は、端末選びの際に参考にしてみてください。

各参照リンク先

4 Responses to “au系MVNO VoLTE SIMで使うための、au端末「SIMロック解除」について。白ロム購入でもSIMロック解除は可能?”

  1. ノブ より:
    こんにちは。増強の結果測定も楽しく拝読しました。マイネオ、気合入ってますね! ところで私のau白ロムはそもそもVoLTE対応端末ではないので関係ないと言えばそうなのですが、音声をLTE網に載せると、何がよいのでしょうか。またまた素人気質まる出しで申し訳ありません!
    • 管理人 より:

      ノブさん

      mineoはほんと気合入ってますね!全体的に良いサービスを提供したいという気持ちが現れていると思います。個人的にもかなり好印象です。

      VoLTEの方が従来よりも音質がよくなったり、発信速度が速いと言われていますよね。あとauの場合、通話中にデータ通信できなかったのができるようになったりと。au系MVNOの場合は、今まで型落ちの白ロムしか使えなかたのが、VoLTEに対応して最新の白ロムが使えるようになることの方がメリットだと思いますが(笑)

      • ノブ より:
        ありがとうございます。通話が少ない自分には、あまり関係ないですね…。残念。また面白い記事、期待してますっ!
  2. ワン より:
    9月以降に購入したauのscv31は一括0円で購入しても端末購入サポートにより、1年以内の解約や機種変更には高額なサポート解除料(最大30,000円)の支払いが発生します。ネットワーク利用制限判定は○でも、サポート解除料を支払わなければ、ネットワーク利用制限判定が×になるリスクがあります。残債アリは購入から2年以内は残債を支払わないで△から×になるリスクがあり、端末購入サポートアリは1年以内はサポート解除料を支払わないで○から×になるリスクがあり、期間の長短はありますが×になるリスクがあると思いますが、認識は合っていますか?

コメントを残す

このページの先頭へ