au端末isai『LGL22』でドコモ系MVNOを使ってみました!LTE・3Gで繋がることを確認!

LGL22-mvno

今回は、auの端末で2013年11月23日に発売したisai『LGL22』でドコモ系MVNOが使えるのか試してみました。

結果、MVNOの格安SIMで通信可能でした!

普通auの端末は、通信方式(CDMA2000)・周波数帯が違うので、SIMフリー化してもドコモ系MVNOで使うことができないですが、この端末はドコモ系MVNOでも使用できる通信方式(W-CDMA)・周波数帯に対応しています。

しかし、ドコモ系MVNOで運用するには「SIMアンロック(SIMロック解除)」をする必要性があります。SIMロック解除については、自己責任でお願いします。

対応周波数帯(Band)

まずは、『LGL22』が対応している周波数帯を見てみましょう。

LTE

  • Band1(2100MHz)
  • Band3(1800MHz)
  • Band11(1500MHz)
  • Band18(800MHz)

W-CDMA(3G)

  • Band1(2100MHz)
  • Band2(1900MHz)
  • Band5(850MHz)

CDMA2000(3G / auの通信方式)

  • 2100MHz
  • 800MHz

GSM(2G)

  • 850MHz
  • 900MHz
  • 1800MHz
  • 1900MHz

ドコモ系MVNOでの使用は、周波数帯の一部が対応

まず、ドコモの通信方式である「LTE」と「W-CDMA」で、ドコモの周波数帯と一致する周波数帯がありますね。
LTEで周波数帯が一致するのは「Band1」「Band3」です。
3G(W-CDMA)で周波数帯が一致するのは「Band1」のみです。
ドコモ系MVNOを使用するには、まずまず(少ない?)といったところでしょうか。基本的にドコモは「Band1」が広範囲エリアとなっているので、電波がそれなりに拾えそうです。

しかし、「Band1」が広いエリアで展開しているといわれても、少なからず「電波が入らない所があってもおなしくないのでは?」と思っていました。

そこで、「Band1」のみで「どれくらい繋がらない箇所があるのか」を少し実験してみました。
この端末に、格安SIMを挿入して、神奈川から滋賀まで電車移動をして検証してみました。ちょうど休みが取れたので、2日間かけて(鈍行で…。)移動してみました。

全く繋がらなかったのは熱海あたりの山奥ぐらい(トンネルが多い区間)で、その他の場所では「LTE」もしくは「3G」でかなりの確率で繋がりました。所々の駅で下車したりもしましたが問題なく電波がありました。

これほど繋がると「Band1」だけでも問題ないような気もしてしまいますね。ドコモ系MVNO(ドコモ)の場合、意外と「Band1」だけで問題なさそうです。
ただ、絶対繋がる保証はないのでご了承下さい。

LTEの「Band3」に関しては、東名阪エリアのみの一部でかなり狭く、「Band3」を掴むことは稀だと思っておいた方がよいと思います。

残念な点は、FOMAプラスエリアなどの周波数帯に対応していない点です。

ドコモ系MVNOでの運用をまとめていると、基本的に現状では、「LTE」「3G」の「Band1」のみしか使えないと思ってください。
また、「Band1」は広範囲エリアをカバーしているが、使えない場所もあることは、お忘れなく。

例えば、生活範囲内で使えていたとしても、旅行に行った場所などで使えない時が多々あるということになります。特に山間部に多いと思います。少し注意したいところですね。
「LTE」の「Band3」は、現状ではエリアが狭すぎます。

海外での使用はどうなのか?

海外で使用するのにも、海外で主流のGSM(2G)が問題なく対応しています。一概には言えませんが、この端末のLTEの周波数帯は海外で使える周波数帯が多いと思います。

周波数帯のまとめとして

「CDMA2000」は、国内ではauが対応している周波数帯です。

こうやって見てみると『LGL22』は、グローバル端末だと感じますね。LGが製造しているので、「CDMA2000」だけの周波数帯だけでなく、全世界で使えるような周波数帯を備えていると思いました。ただし、LTEの対応周波数帯は、あまり多くないことを認識しておきましょう。

とりあえず周波数帯に関しては、「ドコモ系MVNOで使用することが可能な端末」ということが分かりました。あとは、SIMロック解除できるかどうかです。

SIMフリー化するには

ここからがポイントです。auの端末は、auショップなどでSIMロック解除をしてくれません。auはSIMロック解除サービスを提供しておらず、どの端末もSIMロック解除をすることができないのが現状です。なので、SIMロック解除を個人でする必要があります。ここから先は「自己責任」でお願いします。

わたしが、この端末に目をつけた理由は、SIMフリー化が容易なことにあります。この端末をSIMロック解除するのに、rootを取ったりなどの訳の分からない(頭が痛くなるような)操作が不要で、簡単にSIMロック解除できる方法があるからです。

簡単に説明すると、「QuickShortcutMaker」というアプリをインストールして、そのアプリでSIMアンロックコード(NCKコード)を入力すればOK。これだけでSIMフリー端末になってしまうのです。かなり簡単でしょ?

ただし、SIMアンロックコードを得るために170円〜1,000円前後必要だし、クレジットかPAYPALで支払いをすることになります。

SIMロック解除の手順

手順は、下記のサイトが非常に良くまとまっていたので、ここでは省略します。下記サイトを参照してみてください。約1,000円程でアンロックコードを得れます。
isai LGL22をSIMロック解除するための手順(外部サイト)

紹介したサイト以外にも、SIMアンロックコードを得る方法としてebayのPhone Market UKがあったりします。こちらは約170円前後でアンロックコードを得られます。

参考サイトを参照してSIMロック解除が終われば、今度は「MVNOのAPNの設定」をします。

ドコモ系MVNOのSIMを挿入してみる

MVNOのSIMを挿入して、APNの設定をしてあげます。わたしが今回使ったSIMは、『OCN モバイル ONE』のSMS機能無しのSIMカードです。ここで注意なのですが、この端末のSIMカードは「ナノSIM」なのです。MVNOのSIMカードは、ナノSIMを用意しておきましょう。

設定 → テザリングとネットワーク → モバイルネットワークの順に進みます。

モバイルネットワークでは、「データ通信を有効にする」と「LTEデータ通信」のチェックボックスをオンにします。

isai-LGL22-mvno-1
画像クリックで拡大表示

そのあと、「アクセスポイント名」をクリックし、「手動設定」をクリック。そうするとアクセスポイントの編集が現れるので、使いたいドコモ系MVNOのAPNを設定してあげます。わたしは、『OCN モバイル ONE』なので、画像のように設定しました。

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画像クリックで拡大表示

これで設定は終了です。わたしの場合は、設定後に電波が安定しませんでした。何度か再起動して、しばらく放置しておいたら安定して電波を掴むようになりました。

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画像クリックで拡大表示

「設定」 → 「端末情報」 → 「ネットワーク」を確認してみたらバッチリと電波を掴んでます。

ドコモ系MVNOでの通信速度は?

バッチリ「LTE」で電波を掴んだので、速度を測定してみました。結果としては、他のLTE端末を使った場合と、変わらない速度が出ています。

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低速制限時もバッチリです。(『OCN モバイル ONE』の低速最大速度は200kbps)

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セルスタンバイ問題はどうなのか?

セルスタンバイは、数値上は起こっています。わたしの端末では「セルスタンバイ」項目の数値が78%、「圏外時間」は100%という結果になりました。

isai-LGL22-mvno-4

しかし、バッテリー減りが非常に遅く感じます。充電100%の状態から約12時間経った時点で、バッテリーの残りが80%でした。この減りの遅さは「セルスタンバイ問題」が起こっているように思えません。というか、「セルスタンバイ問題」は起こっているが、バッテリーの減り具合に変化がなく、実害はないということです。

また「アンテナピクト問題」も起こっておらず、しっかりアンテナピクトが表示されています。

同じLG製の『Nexus5』も、セルスタンバイの数値は高いけどバッテリーの減りは「遅い」との情報もあります。まさに『LGL22』でも、このような状態です。

「セルスタンバイ問題」は起こっていても、バッテリーの減りが早まることなく、何も問題ない!「アンテナピクト問題」も問題なし!

まとめ

端末自体のレビューは、簡単にいうと、非常に端末の出来が良く「大画面」「薄い」「動作良好」「タッチパネル良好」「防水あり」とかなり良いです。個人的にかなり気に入っています。

ドコモ系MVNOでは、対応周波数帯がLTE・3G共に「Band1」と広いエリアで電波を拾えます。LTEは、東名阪エリアに対応した最大速度150Mbpsの「Band3」にも対応しています。

SIMアンロックが非常に簡単にでき、ドコモ系MVNOの格安SIMで運用が可能です。

MVNOでの運用を検討している方の参考になればと思います!
最後に、SIMアンロックは自己責任で!

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