格安SIMフリー端末『ZTE Blade Vec 4G』をレビュー!メリットとデメリットはどこ?

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今回は、今話題になっている格安SIMフリー端末の『ZTE Blade Vec 4G』をレビューしていきたいと思います。

まず結論から言うと、
格安SIMフリー端末の中で、完成度が高くコスパが良い!
と言える端末です!

格安SIMフリー端末と聞くと「低スペック過ぎて使い物にならない、バッテリーがすぐ無くなるゴミ端末でしょ?」っと思っていませんか?
そういう思われても仕方ないぐらいに、格安SIMフリー端末には「使えない端末」が沢山あります。

しかし、『ZTE Blade Vec 4G』は全くの別物で、スペックが低すぎて使い物にならないという「格安SIMフリー端末」の概念を払拭してくれるぐらい、よくできている端末だと感じました。

格安SIMフリー端末という位置付け通り、スペックは「ミドルレンジ」となっていますが、とても良くまとまっていて必要十分なスペックです。不便に感じることがなくサクサク動く印象。2週間ほど使いましたが、今後2年程は使える「実用的な端末」でしょう。

また、グローバル展開している事もあってか、不具合も見られず「安定した端末」です。何度も同じことを言っていますが「よくできた端末」です。
と、こんなところが『ZTE Blade Vec 4G』を使った主な感想です。

では、より詳しくメリット・デメリットを紹介していきましょう。

メリットは?

メリットは下記の通り。

  • LTE対応端末で1万9800円というコスパの良さ
  • ドコモ系MVNOでテザリングが使用可能。Bluetoothテザリングも可能。
  • 電池の持ちが良い
  • 軽快な動作感
  • 端末が軽い
  • 液晶が綺麗

格安SIMフリー端末の中では、コスパNo.1

LTE対応で同等スペックのSIMフリー端末の場合、大抵3万円以上の金額です。
全く同じ端末の『freetel XM』は3万2184円(税込)で販売されています。
元々『Blade Vec 4G』もZTEの小売り希望価格は2万9800円です。
goo SimSellerが限定台数で1万9800円で販売しているものと思われます。売り切れました。

【追記 2014/10/22】
goo SimSellerで再び販売開始です。価格は2万2500円と値上げされましたが、まだまだコスパが良いです。
【追記終了】

この価格帯で買えるSIMフリー端末は、3G端末が多くLTE端末は全くありません。技適が適応されているSIMフリー端末では、コスパNo.1端末と言ってよいでしょう。

電池持ちについて

格安SIMフリー端末の大きな進化の一つが「電池持ち」だと思います。 ドコモ「2013-2014冬春モデル」の端末よりは電池持ちは悪いですが、「2013年春モデル」の端末よりも電池持ちはよく、2013年夏モデルで電池持ちが良いとされている『AQUOS PHONE ZETA SH-06E』より少し劣るか同等ぐらいの感覚です。

「格安」SIMフリー端末と言う位置づけであっても、バッテリーがすぐに切れるイメージはありません。十分実用的な電池持ちです。「バッテリーが一日も持たず困った!」なんてことにはならないと思います。それぐらい進化していますよ!

端末が軽すぎる!

これはかなり衝撃的でした!
軽すぎて、モックなのかと思うような重量感です。モックと実機は同じ重さと指摘を頂きました。

これは実際に手に取ってみてください!
思わず「軽い!」と声が出ますよ!(笑)

テザリングについて

Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリング、USBテザリングが可能です。テザリングの電池持ちも概ね良好で、Wi-Fiテザリングで約9時間、Bluetoothテザリングで約12時間ぐらいでした。Bluetoothテザリングで12時間も持ってくれると非常に使い勝手が良く感じます。

個人的には、SIMフリー端末を使用する一番の理由はこのテザリングにあると思っています。
そのテザリングが実用的で電池持ちも良いのが「かなり進化したなぁ〜。」と思うほど。モバイルWi-Fiルーターを買うぐらいであれば、『Blade Vec 4G』を買った方が実用的なのでは?と思うほどです。

動作感

特に気になると思う動作感ですが、はじめに説明した通り、普段使いの端末として不便に感じることは全くない状況です。
むしろ、サクサク動くという感覚のほうが強い印象でした。アプリを終了させる時、たまにフェードアウトのアニメーションが遅くなる時がありましたが、各アプリを使用していて動作が遅いとは感じません。

キャリア端末のスペックが、オーバースペックになりすぎているのがよく分かります。『Blade Vec 4G』のSoCはSnapdragon 400を搭載していますが、全く不便を感じさせない仕上がりです。

また、メモリ(RAM)に関しても1GBで十分事足りています。メモリ不足に陥ることもなく、1GB搭載であれば多くの人が事足りるメモリ量だと思います。

デメリットは?

メリットは下記の通り。

  • 電池の取り外しができない・電池交換が高い
  • 手に持ちにくい・ストラップホールなし
  • 少しチープな質感
  • デュアルSIMではない

電池交換について

多くの格安SIMフリー端末は電池の取り外しが可能です。しかし、『Blade Vec 4G』は取り外し不可となり、電池交換を依頼すると約2万円という、端末と同じ金額がかかります。

電池交換が超高額な理由は、電池交換するのではなく端末ごと交換になるとのこと。なので、2年ぐらいでバッテリーがヘタってきたら、他の端末を検討する方が良さそうですね。

デュアルSIMではない端末

格安SIMフリー端末の魅力の一つに、「デュアルSIM」と答える人も多いと思います。わたしは「格安SIMのデータ通信専用SIM」と「各キャリアの音声通話用SIM」を組み合わせたいと思っていました。
しかし、『Blade Vec 4G』はシングルSIMで、SIMカードを1枚しか挿入できません。この点は、少し残念な結果でした。

ただ現状で、「格安SIMフリー端末」+「LTE対応」のものは、SIM1枚挿しのものしか販売されていません。 (今後発売予定のStarQ Q5002はデュアルSIMでLTE対応みたいですね)

男性でも大きく感じる端末

5インチの大画面が最近は主流になってきましたね。それに伴って端末も大きくなり、片手操作が難しくなってきました。 『Blade Vec 4G』は男性のわたしが使用していても多くて持ちにくい端末だと感じました。
特にストラップホールも付いていないので、落とさないかハラハラドキドキしてしまいます。

少しチープな質感

パッと見は「なかなかいいデザインで高級感ありそう!」と思うのですが、よくよく見るとプラスティック感が少しあり「チープだな…」とも思えます。

白ロムと比較してどうなのか?

では、『Blade Vec 4G』と白ロムを比較した場合の違いをまとめてみました。今回は、今一番買い時であるドコモ端末「2013-2014冬春モデル」の総称として、白ロムと呼ぶことにします。

良い点は下記の通り。

  • テザリングができる
  • 端末購入代金が安くて、初期費用が抑えられる

良くない点は下記の通り。

  • スペックが白ロムの約半分
  • 防水なし
  • 便利なメーカー独自のアプリ(機能)が少ない。
  • 電池持ちは白ロムの方が良い

機能はほぼないに等しい

キャリア端末との大きな違いは「機能面」です。格安SIMフリー端末は、Nexus5みたいにほぼ素の状態のAndroidを搭載している形で、メーカー独自の機能がない端末が多くなっています。

『Blade Vec 4G』もそんな端末の一つと言えますが、音響効果の「dolby」のアプリがインストールされていました。 しかし、キャリア端末と比較してみると、圧倒的に機能が少なく、キャリア端末にある機能(持っている間はバックライトが消えないようする機能など)の使いやすさが、よく分かりました。
なので、今まで国産スマホを使用してきた人が『Blade Vec 4G』に乗り換えると、少し不便になる部分もあるのかなと思います。

また 『Blade Vec 4G』には、ほとんどのキャリア端末で搭載されている防水機能もありません。不便と感じる人はいそうですよね。

コスパの良さは、白ロム!

ドコモ「2013-2014冬春モデル」端末の平均的な白ロム価格は約3万円です。スペック、機能の差を比較すると、白ロムの方がコストパフォーマンスは良いと言えそうです。
テザリング機能が必要な場合は、『Blade Vec 4G』をオススメしますが、不要な人はコスパの良い白ロムを選ぶのが良いかなとも思います。

もう一つ言っておきたいことは、白ロムと格安SIMの組み合わせで運用すると、「一括インストールに失敗しました」や「アップデート失敗」という通知が毎日来ます。(失敗するのは、格安SIMで運用するとドコモIDが取得できないため)

この通知を来ないようにするには、root化してドコモ純正のアプリなどを削除することで可能みたいですが、一定以上の知識が必要です。なので大抵の人は、毎日この通知が来ることになり、それを嫌ってSIMフリー端末を選ぶ人も多くいます。

また白ロムの場合、プリインストールされていて消せないアプリが沢山あります。
これらが気になる人は『Blade Vec 4G』を購入した方がストレスなくて良いと思います。

まとめ

『Blade Vec 4G』は、白ロムと比べると然程コスパが良いとは言えません。しかし、他のSIMフリー端末と比べた場合は「コスパが良い端末」と言えます。

スペックや電池持ちなどは快適な端末なので、「テザリングが必要」「初期費用を安く抑えたい」「アップデート失敗の通知が毎日来るのは嫌だ、プリインストールされているアプリが不要」と思う人にオススメしたい端末です。

全く「格安」と呼ばれるに相応しくない内容で、サクサク動く良端末です。「格安SIMフリー端末」の概念を変えてくれる端末でした! 

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感想(255件)

5 Responses to “格安SIMフリー端末『ZTE Blade Vec 4G』をレビュー!メリットとデメリットはどこ?”

  1. 紅茶家電 より:
    >軽すぎて、モックなのかと思うような重量感です。 基本的にモックは実機と同じ重さにされているので (そうでないと意味がない)そのたとえはおかしいかとw また、ファーウェイ同様バックドア存在の可能性は 無いとは言い切れないという部分についても 理解が必要かと思います
    • 管理人 より:

      紅茶家電さん

      コメントありがとうございます。
      モックと実機は同じ重さなのですね…初めて知りました。ご指摘ありがとうございます!

  2. げっそり より:
    こんにちは。 知らなくて苦労したところです。 LINEでは検索してもらうことはできますが、自分で検索しようとすると ドコモの年齢認証が出ます。 外せません。 あきらめるしかないという事です。 まあ、パソコンやタブレットでは検索できるからいいのですが。 これが、買ったso-net,やドコモもわからず。 やっと供給先の会社の人が調べて分かりました。
    • 管理人 より:

      げっそりさん
      コメントありがとうございます。

      Lineの年齢認証に関しては、なかなかややこしいですよね。
      MVNOのユーザーは、一定の条件がないと認証出来ない状況となっています。

      こちらにも少し情報が載っています。
      http://andronavi.com/2014/08/331117#03

      so-netも分からないのは、少しサポートレベルが低い様な…

  3. げっそり より:
    その後一か月丁度ですが、LINEの検索以外は、全く問題ありません。 電池もちも十分ですし、 ゲームや動画を見ないので、1,5GBで十分です。 月¥2480(機種代込) カメラもフラッシュが光りますし・・普通に使うのに高い機種は全然必要ありません。 求め方と、契約の内容次第で選ぶことでしょうね。 ダブルシムを求めてましたが、思った内容の機種がなく 海外で使うこと中心でしたので、シングルシムでもしょうがないとあきらめました。

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